2014年11月12日水曜日

【フリーランス排除の論理】「福島県庁にて」

2014年6月23日。石原伸晃環境大臣(当時)が中間貯蔵施設建設をめぐる「金目発言」を佐藤雄平福島県知事に謝罪するため福島県庁を訪れた。

中間貯蔵施設とは、東京電力福島第一原子力発電所事故後、除染で出た放射能に汚染された土壌や廃棄物などを保管する施設である。国の計画では福島県双葉郡大熊町と双葉町にまたがる広大な土地に、最大で東京ドーム23個分の容積の廃棄物が運び込まれる予定になっている。

その重要な案件を取材するために東京から向かったフリーランス記者らに待っていたのは、あまりにも理不尽な福島県庁の「排除の論理」だった。

福島県庁がフリーランス記者を排除する現場を10分間の動画にまとめてみました。ぜひ御覧下さい。





【追記】2014年11月12日(水)。新たに福島県知事に就任した内堀雅雄知事は就任記者会見の冒頭で「記者クラブの皆さん」への謝辞を述べていた。この記者会見は県のホームページ上でインターネット生中継されたが、今もフリーランス記者の出席は認められていない。

2014年11月11日火曜日

福島県広報課・福島県政記者クラブから連名で回答

 東京電力福島第一原発事故の記者会見に参加するフリーランス記者を中心につくられた「フリーランス連絡会」(約40名)は、昨日11月10日(月)午前9時すぎ、福島県知事佐藤雄平殿、福島県次期知事・内堀雅雄殿、福島県政記者クラブに対して「福島県知事記者会見に関する申し入れ書」を送りました。

 その申し入れ書に対する回答が本日11月11日(火曜日)16時57分、「福島県広報課」「福島県政記者クラブ」の連名によりファクシミリで届きましたのでご報告いたします。

 「福島県広報課」「福島県政記者クラブ」連名での回答書全文は次の通りです。



平成26年11月11日

フリーランス連絡会 畠山理仁 様

福島県広報課   
福島県政記者クラブ
申し入れ書について(回答)

 平素は県政の進展にご協力いただき、感謝申し上げます。
 11月10日にいただいた申し入れ書につきましては、知事定例記者会見は、福島県と県政記者クラブによる共催により開催し、県が県政記者クラブを対象に行っております。会場の容量、保安上などの理由から、原則として、参加者を県政記者クラブ加盟社に限っていますことをご理解いただきますようよろしくお願いします。
 なお、ご指摘の通り、一般社団法人日本新聞協会編集委員会の記者クラブに関する見解では、「より開かれた会見を、それぞれの記者クラブの実情に合わせて追及していくべき」としており、加盟社以外の記者会見の参加について、今後、協議することを検討していきたいと考えています。
 また、知事定例記者会見については、県ホームページ上で生中継を実施する予定ですので、ご承知願います。

(事務担当 主幹 吾妻 TEL)

以上

2014年11月10日月曜日

「福島県知事記者会見に関する申し入れ書」送付のお知らせ

 本日11月10日(月)午前9時すぎ、「フリーランス連絡会」は福島県知事佐藤雄平殿、福島県次期知事・内堀雅雄殿、福島県政記者クラブに対して、「福島県知事記者会見に関する申し入れ書」を送りました。

 「フリーランス連絡会」は、東京電力福島第一原発事故の記者会見に参加するフリーランス記者を中心につくられ、記者会見のオープン化や公平な取材機会の提供、いわゆる「記者クラブメディア」が占有する公共的な施設の利用などを求めて活動する任意団体です。

 現在メンバーは約40名で、私は3人いる「事務取り扱い者」(寺澤有さん、佐藤裕一さん、畠山理仁)のうちの1人です。

 今回の申し入れ内容は下記の二つです。

「福島県知事の記者会見には、記者クラブ加盟、非加盟を問わず、報道及び表現活動に携わる記者の参加を即時認めること。」
「福島県知事の記者会見は、従来のように開催直前に県政記者クラブのみに告知するのではなく、定例化すること。」

 フリーランス連絡会は文書での回答を求めており、回答期限は11月11日(火)としています。
 なお、申し入れ書の全文は次の通りです。



福島県知事記者会見に関する申し入れ書

2014年11月10日

福島県知事 佐藤雄平 殿
福島県次期知事 内堀雅雄 殿
福島県政記者クラブ 御中
フリーランス連絡会

 きたる11月12日、10月26日執行の福島県知事選挙にて当選した内堀雅雄氏が福島県知事に就任します。内掘氏は知事選を通じ、日本だけでなく海外からも広く英知を集結し福島の復興を果たしていく旨を訴えて当選されました。

 しかし、現在の福島県知事の記者会見は「福島県政記者クラブの記者」のみに限定され、フリーランス記者や雑誌、ネットメディアなどは完全に排除されています。

 2011年3月の東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故以降、現在でも4万6千人を超える福島県民が県外での避難生活を余儀なくされています。また、集中復興期間でもある現在においては、国民の税金からも多額の予算が福島県内での事業に投下されています。いまや福島県には日本国内のみならず全世界からの注目が集まっていると言っても過言ではありません。

 そんな中、税金で運営される県庁内、つまり「公の場」で開かれる県知事(公人)の記者会見を、一部メディアの任意団体である「福島県政記者クラブ」のみに限定し続けることは一部私企業への便宜供与にほかならず、公正さや自治の観点、法的に見ても大きな問題があると言わざるを得ません。

 日本新聞協会編集委員会が2002年に発表した「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」には「記者会見参加者をクラブの構成員に一律に限定するのは適当ではありません。より開かれた会見を、それぞれの記者クラブの実情に合わせて追求していくべきです。公的機関が主催する会見は、当然のことながら、報道に携わる者すべてに開かれたものであるべきです。」とあります。しかし、発表から12年以上が経過した今も、その崇高な理想と現実の間には大きな乖離があります。

 国政の場においては、2009年の民主党政権誕生後、中央省庁の大臣会見は一部省庁を除いて順次オープン化されました。「オープン会見」は第2次安倍内閣にも引き継がれ、多くの会見にフリーランス記者が出席し、インターネットでの「動画中継」も行われています。長野県庁、東京都庁で開かれる知事会見もオープン化されています。民間企業でも、東京電力や日本郵政などでは記者会見がオープン化されています。これに対し、福島県庁は県政記者クラブ以外の記者の出席、質問を認めず、ホームページで記者会見の動画を「事後」に掲載している程度です。

 時代錯誤の慣行は改めるべきです。福島県知事記者会見の速やかな門戸開放と情報の公開を求め、私たち「フリーランス連絡会」は福島県知事及び県知事会見の共催者である福島県政記者クラブに対して、以下のことを申し入れます。

  1. 福島県知事の記者会見には、記者クラブ加盟、非加盟を問わず、報道及び表現活動に携わる記者の参加を即時認めること。
  2. 福島県知事の記者会見は、従来のように開催直前に県政記者クラブのみに告知するのではなく、定例化すること。

 なお、この申し入れについては、本年11月11日(火曜日)までに文書にてご回答をお願い申し上げます。回答先は下記です。

フリーランス連絡会 事務取り扱い
畠山 理仁(はたけやま みちよし)
 住所・携帯電話・ファクス・Eメール
  • 「フリーランス連絡会」は、東京電力福島第一原発事故の記者会見に参加するフリーランス記者を中心につくられ、記者会見のオープン化や公平な取材機会の提供、いわゆる「記者クラブメディア」が占有する公共的な施設の利用などを求めて活動する任意団体です。
以上

「秘密に光を!」秘密保護法違憲訴訟11・14集会&デモのお知らせ



11月14日(金)夕方から夜にかけて、特定秘密保護法に反対する集会とデモを行ないます。
テーマは「秘密に光を!」です。
集会とデモを主催するのは、フリーランス表現者43名が提起した「特定秘密保護法違憲確認訴訟」の原告団です。

集会は17時~19時まで(17時入場、17時15分開始予定)、東京・霞が関の弁護士会館5階の508号室にて行ないます。
フリージャーナリストの常岡浩介さんが「私に対する強制捜査は秘密保護法施行の前哨戦」と題して講演することが決まりました。入場無料です。

デモは19時50分に日比谷公園霞門を出発し、法務省、警視庁、警察庁、外務省、内閣府など霞が関周辺を1時間ほど行進します。

夜に行なわれるデモになので、ぜひ「光る物」などを身につけたり、趣向を凝らしたプラカードなどをお持ちください。なお、当日はポキっと折って光るスティック(ルミライト)を原告団が先着400名にお配りします。ぜひともご参集ください!

なお、この集会&デモのチラシは原告の一人である渡部真さんが作ってくださいました。
沖縄の普天間飛行場、尖閣諸島の魚釣島の写真は私が提供しています。
チラシは下記リンクからダウンロードできます。
情報拡散にご協力いただける方は、ぜひ印刷して知り合いの方にお配りいただくなど、告知にご協力をお願いいたします。
報道関係者の皆様の取材もお待ちしています。

●「秘密に光を!」秘密保護法違憲訴訟11・14集会&デモのチラシ
http://www.craftbox-jp.com/data/141114_HHI_flyer-2.pdf

先日、このデモを主催するにあたり、私の人生としては初めてデモ申請に行ってきました。
そこでのやりとりがあまりにも興味深かったので、私のメルマガでもご紹介しています。
興味のある方はよかったら購読してみてください。

有料メルマガ『そこそこ週刊・畠山理仁』
【まぐまぐ】 http://bit.ly/eIv7j3
【BLOGOS】 http://bit.ly/u6rkU4
【ブロマガ】 http://bit.ly/S00NNX

最後に、改めて告知です。

●「秘密に光を! 秘密保護法違憲訴訟11・14集会&デモ」●
主催:特定秘密保護法違憲確認訴訟原告団


◎集会日時
11月14日(金)17時~19時(17時入場、17時15分開始予定)
東京・霞が関の弁護士会館5階の508号室(入場無料)
集会内容:フリージャーナリストの常岡浩介さんが「私に対する強制捜査は秘密保護法施行の前哨戦」と題して講演。その他、原告団、証人申請をしている方々からもお話をしてもらう予定です。

◎デモ日時
11月14日(金)19時50分~20時50分ごろまで
19時50分、日比谷公園霞門出発

申請ルート:日比谷公園霞門~祝田橋左~桜田門左~霞ケ関二丁目右~財務省上 ~官邸前左~内閣府下左~財務省上右~日比谷公園西幸門内
※集合場所は変わりません。しかし、途中のルートは変更される可能性があります。その場合は24時間前までに判明するので改めて告知いたします。

原告団は「ルミライト」を400本用意しました。先着順に無料でお配りします。
ぜひご参集いただき、「秘密に光を!」デモにご参加ください! よろしくお願いいたします!

以上

2014年10月8日水曜日

福島県知事選へ出馬表明した方々の基礎情報(表明順・敬称略)

東日本大震災ならびに東京電力福島第一原子力発電所事故後、はじめてとなる福島県知事選挙が明日10月9日に告示されます(10月26日投開票)。

詳細は私のメルマガ『そこそこ週刊・畠山理仁』にて配信中ですが、基礎情報として、現在までに出馬の意思を表明した方々の公式サイト、Facebook、ツイッターアカウント等を一覧にしました。

ぜひ参考にしてみてください。
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●【福島県知事選へ出馬表明した方々の基礎情報(表明順・敬称略)】
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五十嵐 義隆(いからし よしたか/36)牧師
公式サイト→ http://ikarashiyoshitaka.club

熊坂 義裕(くまさか よしひろ/62)元岩手県宮古市長
公式サイト→ http://kumasakayoshihiro.jp

内堀 雅雄(うちぼり まさお/50)前福島県副知事
公式サイト→ http://uchibori2014.com
ツイッター→ なし

井戸川 克隆(いどがわ かつたか/68)前福島県双葉町長

伊関 明子(いせき あきこ/59)コンビニ店長
ツイッター→ なし

金子 芳尚(かねこ よしなお/58)建設会社社長
公式サイト→ http://kaneko-yoshinao.com

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よかったら拙メルマガもよろしくお願いします。

●『そこそこ週刊・畠山理仁』
【まぐまぐ】 http://bit.ly/eIv7j3
【BLOGOS】 http://bit.ly/u6rkU4
【ブロマガ】 http://bit.ly/S00NNX



以上

2014年9月10日水曜日

【場所変更のお知らせ】9月17日(水)11時〜東京地裁103号法廷にて秘密保護法違憲訴訟・第2回口頭弁論

フリーランス表現者43人が提起した特定秘密保護法違憲確認訴訟の第2回口頭弁論(9月17日11時〜)に関して、場所変更のお知らせです。

当初は第1回口頭弁論と同じ東京地方裁判所の803号法廷で開かれる予定でしたが、第1回口頭弁論時に傍聴希望者があふれて傍聴できなかった方もいたため、原告側から裁判所に使用法廷変更の上申書を提出しました。

その結果、第2回口頭弁論が行われる法廷が、803号法廷から大法廷の103号法廷に変更されました。日時は変更がありません。また、裁判を傍聴できない方も出ることが予想されるので、今回も裁判終了後に報告会を開きます。こちらも参加自由ですから、ぜひお越しください。

●秘密保護法訴訟第2回口頭弁論
2014年9月17日(水)11時〜 東京地方裁判所103号法廷
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html
東京都千代田区霞が関1-1-4(地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)

●裁判後の報告集会
2014年9月17日(水)12時〜 弁護士会館502会議室
東京都千代田区霞が関1-1-3(東京地方裁判所の東隣)

第2回口頭弁論では、被告である国側が「違憲ではない」という反論をする予定です。どんな理屈を展開するのか、ぜひご自身で確かめに来てみませんか。

傍聴に参加される方は、ぜひ下記のキャンペーンもご参照ください。傍聴者が多ければ裁判の行方にも影響が出るかもしれません。

●「秘密保護法裁判、傍聴します!」キャンペーン実施中
http://is.gd/Kf9Vfu

どうぞよろしくお願いします!

2014年8月22日金曜日

今からでも間に合う! 特定秘密保護法かんたんパブコメガイド

特定秘密保護法に関するパブリックコメントの意見募集が8月24日(日)までの日程で行われています。
意見提出ページを見て、一度は意見を提出しようとした人なら次の一言の意味がわかるかもしれません。

真面目に書こうとすればするほど疲れてしまいます。

ラクしてたくさん意見提出しましょう。
苦労して国民に説明すべきなのは、法律を欲しがった国の側だからです。

「一人で何通も出したら取りまとめが大変なのではないか」

そんな気遣いは無用です。一人で何通でも、時間のある限り、どんどん出しましょう。

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●パブコメは匿名でも受け付けられます!
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さる8月16日、私・畠山理仁が「講師役」となり、「草の実アカデミー」で「特定秘密保護法パブリックコメント勉強会」が開かれました。

結果的に私は講師ではなく、単に人前に座って話す人の役になったのですが、たくさんの方にお越しいただき、活発な意見交換が行われました。ご参加いただいた皆様、有益な情報をありがとうございました。

講師役だった私にはたくさんの質問が寄せられました。しかし、即答できない質問も多く、ほとんどすべてを「宿題」扱いとさせていただきました。そのため、宿題山積みの状態で勉強会を終わる事態になりました。

パブリックコメントの締切は8月24日(日)です。夏休み終了間際に宿題に追われる学生の気分を久しぶりに味わっています。学生時代は提出しない宿題がかなりあった私ですが、今回ばかりはそうはいきません。

そこで、会場で寄せられた質問や疑問について、勉強会終了後に畠山が確認したものについてお知らせします。

まず、一番大切なことから言います。

パブコメは匿名でも受け付けられます。住所や氏名は必須項目ではありません。安心して、どんどん送って下さい。

先日の勉強会では「住所や氏名を当局に知られるのが怖い」「その後、不利益があるのではないかと考えると躊躇する」という声が寄せられました。私としては意外な驚きで、逆に新鮮でした。

しかし、手放しで喜んでいられる状況ではないので、特定秘密保護法施行準備室に問い合わせをして確認してみました。

【会場からの質問】
パブリックコメントがカウントされる条件とはなにか? 意見募集フォームには住所氏名などを書く欄がある。どこまで書けばいいのか。
→「匿名でも受け付けています。可能な範囲で書いていただければ結構です」

【会場からの質問】
「◯◯県」「◯◯市」とも書かなくていいのか。
→「かまいません」

【会場からの質問】
昨年行なわれた「特定秘密保護法」パブコメの内容は公表されているか。
→「イーガブにパブリックコメントを取りまとめたページがあり、募集期間が終わったものについては結果のまとめが公表されています」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000104571

【会場からの質問】
パブリックコメントでよせられた内容は公表されるのか。
→「取りまとめて報告することになっています」

どうでしょうか。これで少しは安心できたでしょうか。心理的なハードルがかなり下がったのではないでしょうか。せっかく私が調べたのですから、ぜひみなさんもパブコメを書いて送って下さい。

また、先日の勉強会には、これまでにパブコメを提出した経験のある方が3分の1ほどいらっしゃいました。その方々にお話を聞いたところ、ほとんどの方が「自分の意見が反映されていない」とのことでした。

これは先ほど提示した「昨年のパブコメの内容を取りまとめたページ」をご覧になった方ならわかるでしょう。昨年のパブコメは約9万件寄せられました。政府による「まとめ」はどれほどの文章量になっているかご存知でしょうか?

なんと! A4用紙2枚(実質1枚)です! 9万件の意見が、たった1枚です!

驚くほど淡白にまとめられています。9万件のパブコメをA4用紙1枚にまとめる官僚の特殊能力にはただただ驚くばかりです。

だからと言ってパブコメを出すことが無駄なわけではありません。行政手続法第42条には、集められた意見を「十分に考慮しなければならない」との定めがあります。パブコメを出した後、政府がそれを「十分に考慮」しているかどうかを監視していくことも大切です。ぜひパブコメを書きましょう!

また、8月23日(土)に、特定非営利活動法人 情報公開クリアリングハウスが「特定秘密保護法の基準素案のパブコメを出そう!会」を開くそうです。こちらの機会も是非活用してみてはいかがでしょうか?
http://clearinghouse.main.jp/wp/?p=926

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●書きたいことから探す、具体的な【項目】
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勉強会では「パブリックコメントを書きたいと思っているが、提出する際には【項目】を書くことが求められている。自分が書きたい【項目】が具体的にどこになるのかを教えてほしい」という要望もありました。

そこで、勉強会で出た「知りたいと思うことが書かれている具体的な【項目】」について調べ、下記に列挙しました。結構たいへんな作業でした。私の労力が報われるよう、ぜひパブコメを書いて提出して下さい。

【会場からの質問】
適性評価を受ける対象について具体的にどこに書いてあるかを知りたい。
→IV - 3 評価対象者の選定
(1)名簿の提出
(2)行政機関の長の承認
(3)留意事項
※パブコメ参考案
http://www.asuno-jiyuu.com/2014/08/blog-post_15.html

【会場からの質問】
記者の人たちが排除される、の線引きはどこに書いてあるのか。
→統一運用基準 I - 2 - (1)拡張解釈の禁止並びに基本的人権及び報道・取材の自由の尊重

【会場からの質問】
一般の私達が触れる可能性がどこにどう書いてあるか。誰にとっても当事者になりうるのではないか。
→統一運用基準 I - 2 - (1)拡張解釈の禁止並びに基本的人権及び報道・取材の自由の尊重

【会場からの質問】
逮捕された時、裁判が大変だと聞いたが、それは何番か。
→施行令18条

【会場からの質問】
適性評価で合格したり不合格したりで差が出るのか。
→IV - 1 -(3) 適正評価の結果の目的外利用の禁止

【会場からの質問】
適性評価で嘘ついたらどうなるのか。
→統一運用基準 別添2-1

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●今すぐ使える、もう使うしかない文例集
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最後にもう一つ。勉強会でリクエストの多かった「文例集が知りたい」との要望にお応えします。

勉強会の場では勢いよく「それでは私がテンプレート文例を考えましょう」と言いましたが、「9万件のパブコメをA4用紙1枚にまとめてしまうスゴワザ」を見たことで私の心境に大きな変化が訪れました。

「わたし負けましたわ」(回文)

とてもではありませんが、自分でゼロから文例を考える気が失せました。「マジメにやっても反映されない」という先人の経験が、ここまでハッキリ可視化されるとは思いませんでした。すみません。

そこで、すでに「パブコメ文例集」を作っているサイトのリンク集を載せることにします。パブコメを送らないよりは送ったほうが絶対にいいことは間違いありません。ご自身の意見に近いものがあれば、そこにご自分の意見も付け足す形で送ってみてください。

大事なことなので何度でも言います。パブコメは送らないと一切「記録」に残りません。つまり、「反対意見がなかった」ということになってしまいます。とにかくデタラメな法律をデタラメなまま運用させないためにも、一通でも多くのパブコメを送って下さい。一人で何通送っても大丈夫です。

【文例集が掲載されているサイトのリンク集】

●STOP!「秘密保護法」
http://www.himituho.com
※「ストップ秘密保護法」のサイト。に具体的なもの。項目、分野別、項目別、文例が上がっている。

●秘密保護法を考える市民の会
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/files/pabukomenotane.pdf

●秘密保護法廃止をめざす藤沢の会
http://fujisawa.boy.jp

●明日の自由を守る若手弁護士の会
http://www.asuno-jiyuu.com

●日本弁護士連合会のパブリックコメント呼びかけチラシ
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/activity/data/secret/public-comment.pdf

●グリーンピース『特定秘密保護法 パブコメ大募集中』
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/50244/
 
●特定秘密対策弁護団『【お知らせ】秘密保護法関連パブコメの参考書面を加筆しました』
http://nohimituho.exblog.jp/23069222/

●秘密保護法に反対する牧師の会 『「秘密保護法」運用基準・施行令にパブリック・コメントを出しましょう!』
http://anti-secret-law-pastors.blogspot.jp/

●秘密保全法に反対する 愛知の会(特定秘密保護法に反対)
http://nohimityu.exblog.jp/22443924/

ここまで調べるのに、けっこうな手間がかかってしまいました。しかし、これさえあれば書くのにそれほど時間はかからないと思います。

最後にもう一度言います。特定秘密保護法に反対の方は、パブコメを送らないと「容認」と思われることになります。ぜひパブコメを送って下さい。

「匿名でも受け付けられます!」

ダメ押しでお知らせします。パブコメ募集のページは下記の通りです。締切は8月24日(日)です!!!

●「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」に対する意見募集の実施について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060072401&Mode=0

●「特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施に関し統一的な運用を図るための基準(仮称)(案)」に対する意見募集の実施について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060072402&Mode=0

●「内閣府本府組織令の一部を改正する政令(案)」に対する意見募集の実施について(特定秘密保護法関連)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060072403&Mode=0

本当にどうぞよろしくお願いいたします!!!

以上

2014年7月30日水曜日

特定秘密保護法は憲法違反 7・30国民大集会のお知らせ

7月30日(水)19時〜 文京区民センターで特定秘密保護法違憲確認訴訟に関する集会を行います。

■秘密保護法は憲法違反 7・30国民大集会

日時:7月30日(水)18時30分開場 19時開始、21時終了予定
場所:文京区民センター3階A大会議室(東京都文京区本郷4-15-14)
最寄駅は地下鉄「春日」「後楽園」駅、JR「水道橋」駅
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
主催:フリーランス表現者による秘密保護法違憲訴訟(東京訴訟)原告団
参加費:無料。どなたでも参加いただけます。

今回の集会では、静岡、東京、横浜で提起された3つの裁判の当事者が集まります。また、「演劇」「ミュージカル」という表現手法で特定秘密保護法の廃止を目指す方々も参加してくださいます。

当日のプログラムは下記の通りです。

【第1部 秘密保護法違憲訴訟の現状】
(1)東京訴訟 山下幸夫弁護士
(2)横浜訴訟 海渡双葉弁護士(予定)
(3)静岡訴訟 藤森克美弁護士

【第2部 私たちは舞台から秘密保護法廃止を目指します】
(1)演劇『それは秘密です。』
http://www.chari-t.com/pc/pc_top.html
木原未緒さん
(2)ミュージカル『THE SECRET GARDEN -嘘の中にある真実-』
http://musical-guild-q.com/09/
石村淳二さん、ほか

【第3部 秘密保護法が取材に与える悪影響】
(1)自衛隊取材 三宅勝久さん
(2)警察取材 佐藤裕一さん
(3)原発取材 木野龍逸さん
(4)戦争取材 林克明さん

お仕事帰りにぜひお越しください!

2014年5月14日水曜日

特定秘密保護法訴訟、第一回裁判期日は6月25日午前11時〜

6月25日(水)午前11時。東京地裁にぜひお越しください!


 フリーランス表現者43名が東京地方裁判所に「フリーランス表現者による特定秘密保護法訴訟」を提起したのは3月28日のこと。その後、東京地方裁判所と日程などの調整をした結果、同訴訟の第一回裁判期日が決まりました。

【「フリーランスによる特定秘密保護法訴訟」第一回裁判期日】
6月25日(水)11時〜 東京地裁第803号法廷
東京地裁民事第38部・谷口豊裁判長

 一人でも多くの方にこの裁判を傍聴していただきたいと思い、ご案内いたします。

 これまで裁判を傍聴した経験がないという方も、ぜひ6月25日には東京地方裁判所(東京都千代田区霞が関1-1-4 地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分,地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分)にお越しいただければ幸いです。当日は原告も東京地裁に結集いたします。

 裁判の傍聴といっても難しいことはありません。免許証などの提示も必要ありません(ただし、入り口で飛行場の手荷物検査のような金属探知機での手荷物検査はあります。ナイフなどの危険物をお持ちでなければ大丈夫です)。日本の裁判は「公開」で行われることが前提です。「裁判ってどんなことをするのだろう」という興味本位でいらしていただいてもかまいません。

 「司法が揺らいでいる」と言われる昨今ですが、実際に「司法の場」である裁判所で裁判を傍聴された経験をお持ちの方は、それほど多くないのではないでしょうか(経験者の方は申し訳ありません)。ぜひ、この機会にお越しいただき、「司法の場」をご自身でご覧いただければと思います。「司法」は揺れているのか、揺れていないのか、ご自身で体感していただければと思います。

 なお、原告としては意見陳述を「1人3分、7人で21分」求めていたところ、すでに裁判長からは「2〜3人で10分以内」と回答されたとのことです。

 これは最初から「原告らの話など聞く必要はない。結論は決まっている」と裁判所が考えているのではないか、とも思えてしまう、ある意味、わかりやすすぎる姿勢かと思います。
 実際に裁判を傍聴された経験をお持ちの方はおわかりかと思いますが、裁判当日は法律の素人である私達には、「裁判の場で何が行われているか」がほとんどわからないままです。

 ぜひ、裁判傍聴後に「裁判長はあそこで何を言っていたのか。裁判の場ではなにが行われていたのか?」「そもそも特定秘密保護法って何が問題なの?」「必要な法律じゃないの?」という素朴な疑問も傍聴者の方からうかがいたいと思います。

 また、裁判後に、そのような機会(集会)を設けることも原告の方々に私から提案しようと考えています。時間帯としては、平日のお仕事が終わった方でも参加できるようなものにできたらなぁと思ってはいますが、今のところ未定です。決まり次第、メルマガ読者の皆様にはお知らせいたします。

 なお、我々原告としては、裁判所から提示されたものとの間をとって、「4〜5人で15分の意見陳述」ができるように交渉してもらおうと思っています。

 いずれにせよ、この裁判のことを多くの方に知っていただきたいと思います。ご本人がいらっしゃれなくても、ご友人、お知り合いの方にも、ぜひ第一回裁判期日の件をお知らせいただければ幸いです。

 5月13日からは「Change.org」というサービスを使い、裁判傍聴希望者を募るキャンペーンを始めました。Change.orgは「変えたい」気持ちを形にする、ソーシャルプラットフォームです。

 目標は傍聴希望者1万人です。

 一人でも多くの方に裁判傍聴に来ていただきたいと思います。一緒にこのキャンペーンを応援していただけますでしょうか?

 以下のキャンペーンのリンクからネット上で署名ができる仕組みになっています。

http://www.change.org/ja/キャンペーン/谷口豊裁判長-東京地裁民事第38部-秘密保護法違憲訴訟を傍聴します-3?recruiter=36432361&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition

 ぜひ、皆様のお力をお貸し下さい。よろしくお願い申し上げます!

以上

2014年3月28日金曜日

特定秘密保護法訴訟・原告一覧

フリーランス表現者が原告となり、3月28日に「特定秘密保護法の違憲確認と施行差し止めを求める訴訟」を提起します。これはすでに先日のブログでお知らせしたとおりです。

広く参加を呼びかけたところ、下記の43名が原告として参加することになりました。

【原告/3月28日現在
明石昇二郎(ルポライター)
今西憲之(ジャーナリスト)
岩田薫(フリーライター)
岩本太郎(フリーランスライター)
大島俊一(フォトジャーナリスト)
小笠原淳(ライター)
於保清見(フリーランス)
上出義樹(フリーランス記者)
木野龍逸(ライター)
黒薮哲哉(フリーランスライター)
坂井敦(フリーライター)
相楽総一(ノンフィクションライター)
佐藤裕一(回答する記者団)
澤邉由里(フリーランスライター)
立花孝志(フリージャーナリスト)
橘匠(真相JAPAN主宰)
津田哲也(ジャーナリスト)
寺澤有(ジャーナリスト)
土井敏邦(ジャーナリスト)
豊田直巳(フォトジャーナリスト)
中川亮(NPJ編集長)
中島みなみ(記者)
中村誠一(フリーライター)
西中誠一郎(フリージャーナリスト)
橋詰雅博(フリーランスライター)
畠山理仁(フリーランスライター)
早川由美子(映画監督)
林克明(ジャーナリスト)
原佑介(IWJ)
樋口聡(フリーライター)
藤野光太郎(編集者)
古川琢也(ルポライター)
古川美穂(フリーライター)
丸田潔(フリーランスライター)
三宅勝久(ジャーナリスト)
森住卓(写真家)
安田浩一(ジャーナリスト)
山岡俊介(フリーライター)
山口正紀(ジャーナリスト)
柳原滋雄(ジャーナリスト)
横田一(フリージャーナリスト)
吉竹幸則(フリーランスライター)
渡部真(フリーランス編集者)


なお、提訴後の3月28日(金)16時からは、東京地方裁判所2階にある司法記者クラブで代理人弁護士2名と原告による記者会見を行ないます。

今回は原告を「フリーランス表現者」と限定していますが、異なる立場の方々がこの問題について関心を持っていただけたらと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年3月13日木曜日

「特定秘密保護法訴訟」提起後の記者会見(3月28日16時〜)

フリーランス表現者が原告となり、3月28日(金)に「特定秘密保護法の違憲確認と施行差し止めを求める訴訟」を提起します。

これにともない、提訴後の3月28日16時から、東京地方裁判所2階の司法記者クラブにて記者会見を行うことになりました。

なお、原告は3月17日(月)まで広く参加を呼びかけています。ご参加いただける方は「原告参加申込書」をダウンロードいただき、郵送、メール、ファクスなどで下記までお送り下さい。

【原告受付先】
〒191-0065 東京都日野市旭が丘4-7-5シティハイツ日野旭が丘6-1202
TEL 090-8502-8277/FAX 042-589-7172
メール:yu-yu-yu@da2.so-net.ne.jp
インシデンツ 代表 寺澤有(ジャーナリスト)
http://www.incidents.jp/

3月13日現在の原告は下記の通りです。

【原告・25名/3月13日現在】
明石昇二郎(ルポライター)
今西憲之(フリーライター)
岩田薫(フリーライター)
岩本太郎(フリーランスライター)
小笠原淳(ライター)
於保清見(フリーランス)
上出義樹(フリーランス記者)
木野龍逸(ジャーナリスト)
黒薮哲哉(フリーランスライター)
佐藤裕一(回答する記者団)
澤邉由里(フリーランスライター)
津田哲也(ジャーナリスト)
寺澤有(ジャーナリスト)
中島みなみ(記者)
畠山理仁(フリーランスライター)
林克明(ジャーナリスト)
原佑介(IWJ)
樋口聡(フリーライター)
丸田潔(フリーランスライター)
三宅勝久(ジャーナリスト)
山岡俊介(フリーライター)
柳原滋雄(ジャーナリスト)
横田一(フリージャーナリスト)
吉竹幸則(フリーランスライター)
渡部真(フリーランス編集者)

以上

2014年3月2日日曜日

特定秘密保護法訴訟・原告募集のお知らせ

「特定秘密保護法の違憲確認と施行差し止めを求める訴訟」を提起するため、フリーランス表現者に広く呼びかけ、原告を募集します。

原告参加申込書をご覧いただき、ご参加いただける方は3月17日(月)までに事務取扱者の寺澤有まで、メール、FAX、郵便等でお送りください。
原告参加条件は下記の通りです。

【原告参加条件】

  • 取材・報道・編集などフリーランスの表現活動にたずさわる個人であること。
  • 名前と肩書を公表すること。
  • 訴訟と直接関係のない主義・主張、思想・信条を持ち込まないこと
  • 訴訟を遂行するための調査や書面作成、会議、法廷傍聴などに積極的に参加すること。
  • 訴訟を利用してカンパを集めないこと。
  • 参加費5000円(印紙・切手代、ほか実費)を支払うこと(参加費用は申込書の記載に不備がないことを確認してから、後日、支払い方法をご連絡します)。


【今後の予定】
原告受付締切:2014年3月17日(月)
原告決起集会:2014年3月23日(日)午後
提訴予定日:2014年3月28日(金)

【原告受付先】
〒191-0065 東京都日野市旭が丘4-7-5シティハイツ日野旭が丘6-1202
TEL 090-8502-8277/FAX 042-589-7172
メール:yu-yu-yu@da2.so-net.ne.jp
インシデンツ 代表 寺澤有(ジャーナリスト)
http://www.incidents.jp/

【原告参加申込書】
こちらからダウンロードしてください。

以上